*佐賀県 嬉野温泉* 美人湯として、古くから有名な嬉野温泉は、含食塩重曹泉。713年に編纂された肥前風土記にもその存在は記されていたといいます。 ところがあまりの人気に旅館が乱立したため、最近では各温泉施設で使えるお湯の量が減ってきていると言われています。 |
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さて私は嬉野温泉では二箇所に入りました。 一箇所目は近代的な共同浴場のもとゆ温泉。 事前の調査では唯一日帰りで入浴できる場所でした。共同湯といっても、個人経営のようで、食事処では嬉野名物温泉湯豆腐も頂けます。 ここでお薦めなのが、浴場の奥の方にある「飲み水」のお湯 浴槽のお湯もヌル(ヌル)してますが、それとは比べ物にならない位ヌルヌルしてます。顔を洗う時は、このお湯を洗面器にためて使わせてもらいました。ただし熱いので、ご注意を。(冷まして下さい) |
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ふたつめに入ったのは嬉泉館 ここはもと湯で知り合った「やや地元」(ちょっと離れた所から、時々嬉野温泉に来る)おばさんから教えてもらった旅館で、泊まりのお客さんがいない時間は、入浴のみも受け付けています。 お湯がいいとのお墨付きで、実際お湯もよかったし、宿の方も自身満々で、「源泉掛け流し」と「循環湯」の見分け方も教えてもらいました。(笑) 嬉野温泉の源泉はかなり熱いらしく、ここの旅館では、前の晩からお湯を貯めておいて、冷ましているそうです。 つまり水で薄めないようにって訳です。 ぬるければ自分で蛇口をひねってお湯を足せます。もちろんこのお湯も飲めます。 |
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嬉野温泉には無料で利用できる「シーボルトのあし湯」があります。 |
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狭くもなく広くもなく、足をつけながら円になって雑談するのに丁度いい位の大きさです。 これらの温泉の源となっているのが、元、公衆浴場のあった場所の裏にある薬師堂。 今は元、公衆浴場は休止されているので、人通りも少ないですが、いつかこの可愛い外観の公衆浴場を復活させてもらいたいものです。 この元、公衆浴場の前にある料理屋さんでは「シーボルトの温泉卵」なるものがあります。一個380円というお値段なので、もちろん私は食べてませんが、どなたか召し上がったら、どんなものなのか教えて下さいね。 |
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さて、嬉野温泉に来たからには、絶対に召し上がってほしいのが、「さん長」の温泉湯豆腐。 とろけるようなお豆腐は、温泉水で作っただけで、こんなにもおいしくなるのかと思うほど、美味しくて、絶品です。お値段も温泉湯豆腐だけなら500円弱で食べれます。 |
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